IKIGAI

孤高の哲学について あるいは「幸せの翼が羽ばたく時」

2016-01-01から1年間の記事一覧

永遠のゼロ

ラストシーン 主人公による特攻が成功したと思わせるような描写で終わるのだが、この描写は必要なのだろうか? 主人公の最期の姿を見た者は、誰もいないことになっているのに何故これを描くのか? 最後の最後で不愉快な気分にさせられる。 どうしても 勇ましい…

ポリローグ

《ポリローグ》というのは新語です。これによって私が示したいと思ったのは、私たちを成り立たせている「ロゴス」が、ひとつの全体あるいは総体という首尾一貫性をもってはおらず、複数の論理(ロゴス)へと細分されているということ、それら複数の論理が、…

生命の尊厳とは何か①

荻野久作 / 産婦人科医 / 受胎期の発見 / その時歴... 投稿者 byzantinedeslergreatbasileus 大正時代 まだ女性の平均寿命が43歳だった頃。 果敢に生命と向き合ったある医師の物語。 世界のオギノ 最も尊敬すべき一人である。

表現したいこと

今この瞬間に自分が悩んだことや、揺さぶられる感情を吐き出したい。そうしなければ、苦しくてたまらないからだ。人はいろいろな目的で表現する。わかって欲しい自分がいる。そんな、どうでもいい理由を考えてみても仕方がない。いまこうして書いていても苦しくてた…

カタルシス

こらえきれず、堰を切ったように溢れ出す涙泣くことで解放される快感怖くてたまらないことから逃げることもある。勇気がない。そう見下されるなら、そうかもしれない。人は悲しいから泣きたいのだろうか。ただ泣きたい。そういうこともある。どうしようもない理不尽…

エウレカセブンAO

エウレカセブンAOを見始めた。 青い髪の少年。さてさて

「紅白とスター・ウォーズ考」

大みそかに紅白歌合戦をぼんやりと眺めていたとき、少し前にこれとまったく同じような違和感を覚えたことを思い出した。それは新宿のシネマコンプレックスで「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を観賞したときだ。 私が感じた両者に共通する違和感とは要す…