IKIGAI

孤高の哲学について あるいは「幸せの翼が羽ばたく時」

傷ついても優しさを生きよう

尾崎豊僕が僕であるために

 

youtu.be

歌詞から引用

 

♪優しさを口にすれば人は皆傷ついてゆく

僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない♪

 

 

 

優しい人間は傷つきやすい。そうだと思う。

今この世界では、至る所で暴力が溢れている。

それでも人々は暴力に抗い、傷ついても「生きて」いる。

 

日本では戦後70年、世界中で起きている紛争や内戦、あらゆる戦争から目を背けてきた。

専守防衛以外は許さないと言い、海外派兵を拒んできた。

自分たちに危害が被らないなら、知らない遠い国の人々がどうなってもいい。

そんな風にしか他国の出来事を捉えられない情けない人ばかりになってしまった。

情けない国だと思う。

 

安保法制に賛成の人にも、反対の人にもこれだけは言いたい。

 

たとえ傷ついても、優しさを生きることを選んで欲しい。

 

youtu.be

 

陽だまりの窓辺から 凍える街並見下ろすの
淋しさも憎しみも ガラスの向うの物語

そうね世界中が他人事なら
傷つかずに過ごせるけど
心ごと生きてゆきたくて
楽園のDoorから ひとり

冷ややかな 階段を ざわめきの海へ降りてゆく
あこがれと 哀しみが ぶつかってもつれる街角

そうね人の波にまきこまれて
遠回りでも かまわないわ
一歩ずつ 強い優しさに
近づいてゆきたい いつも

青空が まぶしくて 私はこんなに小さくて

だけど 人の波に 流されないで
まっすぐ前に 歩けたなら
いつの日か陽だまりのような あなたを抱きしめたい

新しい靴は 少しぎこちなくて かすかな痛み
ひきずるけど 一歩ずつ 履き慣らしてくわ
あなたに 近くなるために