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IKIGAI

孤高の哲学について あるいは「幸せの翼が羽ばたく時」

「草食男子とセックスレスが増えた本当の理由5つ」という記事を読んで

男子の性欲のすさまじさを理解しようとした思索の痕跡がとても面白かった。

以下引用する。

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■【検証】1:オスとしての辛さは、女性の想像を遥かに超える「すさまじさ」にある

男性の性は男性ホルモンである「テストステロン」抜きに語れません。テストステロンは、数多くある男性ホルモンの一種で、男性ホルモンの中で最も活性の高いホルモンです。

テストステロンは男女どちらにも分泌され、成人男性の正常範囲は250~1100ng/dl、成人女性は10~60 ng/dl、男性は女性の約4~110倍の生産量があるとされています。(ng=1gの10億分の1g)もちろん、個人差はありますが、女性と比べるとその生産量の多さは一目瞭然でしょう。

◎理由と原因1:男性の「本当の辛さ」を女性はわかるようでわからなく、共感できない

脳からの指令で性腺刺激ホルモンが分泌され、それに比例し、テストステロンが分泌される周期は90分と驚くことに女性の数週間という周期に比べて大変短い周期です。生産量が多い上に分泌が促される周期も短いため、テストステロンの威力により高まる性欲を理性でコントロールするのは、精神的未熟なうちは至難の業と言えます。

思春期の頃の男性は特に、1日に数回否応なしに突きつけられるリビドー(性衝動)の爆発的威力に耐えつつ、勉学に励み、性処理と勉学を両立しなければなりません。性処理を施さなければ平常心を保てないからです。

人間社会に適合するため、性欲を理性でコントロールする試練とはいえ、その「辛さ」や「厳しさ」、「難しさ」、「孤独さ」は理屈では語れないでしょう。男性が抱えるオスとしての『本当の辛さ』は、女性の想像以上、遥か超えたところにあるのです。

■【検証】2:「勝つ」ことによりテストステロンが分泌され男性をより男らしくする

テストステロンは、芸能やスポーツ、バーチャルではゲームなどの「激戦を強いられる不安定な競争下にある世界」で勝つことにより分泌量が上昇します。

人の感情に作用する3大神経伝達物質は以下の通りですが、これを人が乗った車に例えると……

ドーパミン・・・快感、喜び、幸福感 → エンジン
ノルアドレナリン・・・恐怖、怒り、驚き、闘争心 → アクセル
セロトニン・・・ドーパミンノルアドレナリンの暴走を抑制する → ブレーキ

となります。テストステロンは単独で精神に影響を及ぼすのではなく、こられのホルモンの分泌を調節しながら間接的に影響を及ぼします。目的に向かいエンジンをかけ(ドーパミン分泌)快感に目覚まさせ、アクセルを踏み(ノルアドレナリン分泌)闘争心に火をつけ、ブレーキを踏みつつ(セロトニン調整)安全に進むという流れですね。

◎理由と原因2:豊かなのに買い物や恋愛ができない「勝てない」環境がオスの牙をぬく

オスとしての機能が活発なときは、快感や闘争心ともなう目的に刺激を受け、反対に刺激を受けると活発になります。

車に乗った人がエンジンをかけ、アクセルを踏まなければ前に進まないのと同じで、男性が男らしく生きるためには、テストステロンを分泌させるような出来事が不可欠といえます。

ですが、現代の日本は先進国として平和に栄えてきたため、物資も増え「豊か」になり、努力こそしなければなりませんが、協力し合えば充分生きられます。反面、「不況」と「人口の増加」の影響で経済的負担が悪化。物資がたくさん溢れているのに買い物や恋や結婚ができなく、オスとして「勝てない」矛盾した環境で、男性が男らしさを発揮できない時代に突入しているといえます。発揮できなければ分泌も下がり、ストレスがたまります。

また、性的魅力を感じる女性からの刺激を受けると、テストステロンの分泌とともにモチベーションも高まり、攻略しようと試みます。ですが、恋する相手にも欲があり、なかなか思うようにいかないのが人間との恋です。どんなに日本が近代的になろうと、男女の恋は原始的な原理で動いていますから、人気者との恋では競争も激しくなります。女性との感情のもつれで自尊心が傷つくとテストステロンの分泌が低下し、ストレスがたまります。

一方、人間の欲望を満たすために発達した情報や技術は、今の時代簡単に手に入るようになりました。ネットやゲームなどのデジタル化が進むとともにバーチャルな世界が発達し、ハイクオリティで洗練された映像が次々に展開され、男性の「視覚(目)」や「聴覚(耳)」をダイレクトに刺激するため、リアルで女性を獲得しようとする意欲も高まるまで至らず低下、バーチャルな世界の刺激だけで満足し、落ち着いてしまうようです。

■【検証】3:男性のリビドー(性衝動)は、もともとストレスに弱く、繊細でナイーブ

テストステロンは、思春期から大量に生産され、20代後半でピークを迎え、以後、徐々に低下していきます。思春期の男性はテストステロンの影響で、「性欲」、「支配欲」、「征服欲」などの欲望が感情に溢れ、「自我」が芽生えます。

加え、性器の発達によるリビドー(性衝動)の影響で、目立つことやあえて危険なことへ挑戦してむちゃをしたり、教師や親など周りの大人に対し反抗的な態度をとるようになります。

その反面、どんな些細な「勝負事」でも敏感に反応し、こだわるようになります。

なぜなら、テストステロンは勝つことにより気分をスカッ! と爽快にさせる精神作用を促しますが、反対に敗北感や挫折感を味わうと分泌が低下し、オスとしての機能も低下、結果、酷く落ち込むからです。

◎理由と原因3:男性が恋に奥手で縄張り意識が強いのは、ストレスをためないため

人に「弱み」を見せることや人前で「弱音」を吐くことを極端に嫌がるのも、プライベートを探られるのを嫌がるのも、恋に奥手になるのも、無意識にもテストステロンの分泌低下を避け、『生理的なストレスをためないため』です。いわゆる、男としての防御反応ですね。

女性が女性同士で群れてストレス発散するのとは逆に、男性はモンモンとひとりの世界に浸り、ストレスフリーな状態でテストステロンの分泌を高めることがストレス発散となるのです。これを「孤立願望」と言います。

■【検証】4:男性は「社会欲と性欲」女性は「恋の打算」で表と裏の顔をつくる

男性はオスとしての機能を高めるため、無意識にもプライドや体裁を守ることは先に述べましたが、性欲の高さは世間から『隠す』傾向にあります。


また、テストステロンの高まりで「すさまじさ」の威力が増大すると、理性が効かない(タガが外れる)状態となり、常識を超えたインモラルの世界へと足を踏み入れる傾向になります。

一部の男性が性犯罪へと走るのは、男性自身がテストステロンの威力や快感の虜になり、通常の判断力を失い、罪悪感がなくなるからです。

それゆえ、男性は女性や社会からバッシングを受けないようステータスを確立させ武装し、性欲はアンダーグランドの世界へと押しやり、裏(本音)と表(たてまえ)の顔をつくりあげます。

一方、仕事より恋を優先する女性は、自分を商品とし、男性からの投資を求め、恋の打算で本音と建前の顔を使い分けます。

建前として社会欲と性欲を切り離して考えるのは男性の生き方。恋より仕事を優先させ、社会的生き物として活躍できるのは、裏の顔をつくるからです。逆をいえば、社会性を育む面と性の快楽を楽しむ面の二面性を持たなければステータスを上げられないと言え、別の視点では、ステータスが高い人が性欲も高い傾向にあるのは、性欲が高いからこそステータスを高くしたとも言えるのです。

あまりステータスが高すぎると逆にストレスになりますが。

◎理由と原因4:女性の「現実的な計算高さ」がロマンティストな男性を萎えさせる

男性の性的思考は、裏の顔ゆえ社会と異なる非日常の世界へと飛びインモラルにロマンティックに進行します。その反対に女性は社会の中に性的営みを組み込み、セックスを与える対価分として男性に投資させ縛ろうとします。

それは女性の本能であり命を育むための打算なのですが、ロマンティストな男性にとってはその現実的な計算高さ(他力本願)に性的興奮度が下がり、萎える原因となります。萎えた男性は、女性と関係を持たずに距離を置くか一時限りの関係のみで終わらせることが多くなり、本気度も低くなるのが実状です。

本気の場合は、計算高く縛られるセックスか?愛深めるためのセックスか?を気にするのは、実は女性ではなく男性のほう。性欲が高い分、女性への期待が高いからです。

◎理由と原因5:既婚男性の場合、社会生活(結婚生活)と性欲の二面性が顕著になる

男性が既婚者の場合は、結婚という契約により個人のステータスとはまた別の「夫」としてのステータスが確立され、社会生活(結婚生活)と性欲との切り離しがより顕著になります。それにより、夫とは逆に生活と性を切り離して考えられない妻と溝が深まり、セックスレスが進み、不倫(不貞行為)や愛人、別居へと走らせる原因にもなっていると考えらます。

 

 

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この後、荒巻女史は草食男子とセックスレスが増えた理由を推察するのだが、

ラストの結びの言葉には泣けた。

 

以下引用

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女性もただ積極的に自分の欲を主張し、甘えるだけでは上手くいきません。

男性の繊細でデリケートな性や生理をもっとよく理解し、尊重する心の余裕を持ちましょう。そして、性欲をコントロールし、社会に貢献しようと日々謙虚に頑張っている男性に「ありがとう」の感謝の心も。

 

「荒牧佳代」この名を覚えておこう。勝手に長いコピペであった。